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Kintetsu Serise12200

by reiji_GS

近鉄特急の顔として長らく活躍してきた12200系。伝統の近鉄特急カラーを纏い疾走する姿は、近鉄特急の王道である。

京都と三重に在住していた経歴から、私にとっては「伊勢神宮に参拝する」「鈴鹿サーキットに行く」「大阪なんばに買い物に行く」「名古屋に出張に行く」「京都に帰省する」そんな少し遠出をする際は、必ずオレンジとダークブルーの列車に乗るというのが子供の頃からの定番であった。それは大人になった今でも基本的に変わりはない。

しかし、近鉄特急の代名詞とも言える12200系と伝統のカラーリングが消滅してしまおうとしている。
伝統のカラーリングは、イメージ刷新を目的に、アコモ改良のリニューアル工事と共に22000系列で塗色変更が開始された。22000系列の車体デザインに合わせて行われた新カラーリングは、そのまま30000系のビスタEXにまで施され、見るも無残な姿になってしまっている。

12200系は新カラーリングを施される事は間逃れたものの、それはすなわち近々の廃車を意味する。1969年から活躍を続けてきた12200系は既に45年前後の車暦であり、長寿で有名な国鉄気動車のキハ40系よりも長生ことを考えると、それは致し方が無いことではある。それだけ長きに渡って近鉄特急を支え続けてきたのである。私の年齢とほぼ同じであることからも、とても型式消滅は感慨深いものがある。それは果たして1年先か、2年先なのか、、、しかしそう遠くは無いことは確実である。

ライナー車を除いては、他形式と併結運転される事が殆どである近鉄特急、既に22000系の新カラーリング車とのコンビでの運転も確認されている。このコンビネーションが見られるのも今だけなのであるが、この様に新旧並べられても、伝統の特急カラーには古さを感じる事はないし、むしろ信頼感・安心感には勝っているように感じられるのは年寄りの証拠なのであろうか。

異種併結運転が常であるがゆえに、単一形式での6連や8連を記録するチャンスはなかなか訪れない。
ライナー特急やビスタExは時刻表を見れば運用は一目瞭然である一方、汎用特急は共通運用であるため予測する事はなかなか難しい。

しかし定番撮影地に通い続けて3年越し、ようやくその日は訪れた。
颯爽と目の前を通過する12200系純血の8連。
型式消滅する前に、記憶を記録するチャンスに恵まれた。この夏一番の思い出である。
洗練された威風堂々とした姿には正統派としての威厳を纏っているように感じた。



reiji_GS
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